附属中生徒企画の中丹茶スイーツ 2時間で完売

2023年03月29日 のニュース

 京都府福知山市厚中町の洋菓子店「パティスリーカフェ・カタシマ福知山店」(牧正徳店長)で26日、地元の中学生が企画した中丹茶(両丹茶)のクッキーとカップケーキが販売された。中丹地域の隠れた特産品を地元住民に広めたいと、同社と一緒にレシピを考案したもので、2時間ほどで完売した。

 企画したのは、福知山高校附属中学校3年生の小島遼也君、羽渕真央さん、深田侑志君、細見有佳音さんの4人。

 総合的な学習「みらい楽」の一環で、中丹茶に着目し、昨秋から取り組んだ。生徒自身でカタシマに協力依頼をし、牧店長らにアドバイスを受けながら自分たちで実際に厨房に立ってレシピを考案した。

 抹茶の渋みとホワイトチョコを楽しめるクッキーやカップケーキに仕上げた。商品は、カタシマが100セット作り、同店に特設コーナーを設けて販売。生徒たちは、呼び込みやレジ打ちなどの接客も行い、購入した人には、商品とともに中丹茶の魅力をまとめた冊子を手渡した。

 副リーダーの細見さんは「商品を一から考えて、販売するのは難しかったですが、購入してくださった人のなかには中丹茶のことを知らなかった人もおられ、少しは知名度を高められたと思う。完売して、うれしいです」と話していた。

 

写真=中丹茶スイーツを販売する生徒たち

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