三段池などバーベキュー施設値上げ ブームで管理増え

2023年04月10日 のニュース

 京都府福知山市の、市都市公園内バーベキュー施設の利用料金が5月1日から改定される。近年のアウトドアブームを受けて、一日あたり1区画1100円に値上げする。対象は、三段池公園(青空広場)、長安寺公園(自由広場)、市ノ谷公園。

 市都市公園は、指定管理者の公益財団法人都市緑化協会(岩城一洋理事長)が管理していて、市の条例では都市公園内での火気の使用は原則禁止しているが、三段池、長安寺、市ノ谷の各公園では、かまどがある場所でのバーベキューを認めている。

 ただ、条例はかなり前のもので、バーベキューでの利用を想定しておらず、催しでテントを張る場合などの占有にあたる料金を適用。これまで、三段池は一日あたり1人30円、長安寺と市ノ谷は一日あたり5人までの1グループ30円としていたが、近年のアウトドアブームによる利用者の増加を受けて、清掃や点検などに時間を要すことから指定管理者が適正価格への見直しを市に打診。

 それを受けて市は、バーベキュー、キャンプの利用料金を新たに設定する条例改正案を市議会3月定例会に提案し、可決された。

 また各公園とも5月1日から区画制となり、いずれも計3区画で、現在はロープを使って区切っている。利用する際は、事前申し込みが必要で、利用許可申請書を提出する。定休日は毎週水曜日と年末年始。

 また、新型コロナウイルスの影響で、一度に利用できる人数を制限していたが、5月1日からは規制をやめる。

 申し込み、問い合わせは三段池公園総合体育館内の市都市緑化協会、電話0773(23)6324へ。

 

写真=三段池公園のバーベキューができる青空広場

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