入学シーズ控え「不要の学用品ゆずります」三和地域協議会が譲渡会
2023年04月06日 のニュース
京都府福知山市三和町の三和地域協議会(松下正美会長)は2日、同町千束の農業振興センター前で、「学用品ゆずります会」を開いた。各家庭で不要になった子どもの制服や体操服などを、必要な人へ渡す取り組みで、入園、入学に向けて準備をする親子連れらが訪れた。
まだ使えるきれいな制服、新品のまま使わなかった道具など、子どもの成長とともに要らなくなったものを生かし、新生活の準備をする人らへの支援につなげようと、昨年から始めた取り組み。
今年は、地元の三和こども園から協力があり、幼児向けのスモックや体操服もそろった。
3月にも開いており、ミニカーや知育玩具、ノート、昼寝用布団、ランドセル、高校や中学校の制服、柔道着、子ども用スーツなど70点以上を用意。訪れた人に好評で、子どもと一緒に服のサイズを確かめて持ち帰る人もいた。
残った学用品は11月まで、毎週金曜日午前9時から10時30分まで、同協議会が同じ場所で開く「みわふれあいカフェ」に合わせて並べ、持ち帰れるようにする。地域以外の人でも利用できる。金曜日が祝日の場合は休み。
同協議会は「きれいなまま残っている物がいっぱいあるので、たくさんの人に来てもらえるよう、これからも活動を続けていきたい。見るだけでもよいので気軽に立ち寄ってもらえれば」と来場を呼びかけている。
写真=いろいろな学用品を必要な人へ譲っている