福知山駅や商店街などで鉄道、食の催し 「まちなかフェス」
2022年10月20日 のニュース
京都府福知山市の中心市街地3カ所を主会場に、23日に「福知山まちなかフェスティバル」が開かれる。北近畿の交通の要衝として鉄道にちなんだ催しや、食と暮らしにまつわるマーケットなどを計画。多彩なイベントを同時開催し、各会場を回遊してもらうことで一日ゆっくりと楽しめる内容にする。
まちなかフェスは19団体で組織する実行委員会(堀一会長)が開く。2020、21年と新型コロナウイルス禍で中止が続き、3年ぶりとなる。
主会場の一つ、福知山駅構内では「トレインワールドin福知山」を午前10時から午後3時まで開催。SLや特急、快速新幹線など多くの模型車両が走る幅7メートル、奥行き6メートルのNゲージ(縮尺150分の1)ジオラマ展示、関西の人気駅弁10数種類を販売するフェア、鉄道のまちふくちやまの歴史を知るパネル展示をする。
踏切事故防止啓発グッズの配布や交通系ICカード・ICOCA抽選会(先着500人)、チケットレス教室もする。
蛇ケ端の「ゆらのガーデン」では、午前9時30分から同11時30分までと午後2時から同4時まで、「ゆらのれっしゃがぁでん」を計画。正明寺の元JR社員、伊藤成光さん(79)が製作した鉄道模型電動車の乗車会を開く。福知山公立大学生が運転し、子どもから大人までを乗せて芝生広場を周る。乗車無料。記念撮影コーナーを設け、京都丹後鉄道のグッズ販売会もする。雨天中止。
新町商店街では午前10時から午後3時まで「福知山ワンダーマーケット」が開かれる。アーケード内に日用雑貨、飲食物などを販売する40店が並ぶ。会場内で6周年スタンプラリーも実施し、4店で購入した先着150人にオリジナルジュートバッグをプレゼントする。
当日の天候などでイベントの中止、時間帯を変更する場合がある。詳しくは市のホームページで。駐車場は限りがあるため、まちなか循環路線バス(有料)などの利用を呼びかけている。
写真=福知山駅構内で走らせるNゲージ車両