産業フェアに110ブース 開始と同時に人、人、人

2022年10月15日 のニュース

 第14回福知山産業フェア(実行委員会主催、福知山商工会議所主管)が15日、京都府福知山市猪崎の三段池公園総合体育館一帯で始まった。福知山市内を中心に89事業所・団体が110余りのブースを出店。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなったイベントに、多くの人が足を運んでいる。16日まで。

 福知山の商業、工業、農業の魅力を一堂に集める北近畿最大規模の物産展として知られる。直近2年はコロナ禍で開催が難しいと判断して見送っていた。今年は社会全体がコロナとの共存と社会活動の両立をめざす流れとなっており、地域経済活性化をと開催を決めた。

 感染防止対策を講じて出店ブース数を調整したり、通路を一方通行にしたりするなど制限はあるが、久しぶりの産業フェアに来場者の期待は大きく、開場を首を長くして待つ人たちの姿が現地にあった。

 体育館メインアリーナでは自社製品の展示販売、技術のPR、飲食販売で61事業所がブースを構え、開始直後の午前9時30分すぎには人だかりができた。出店者は新たな顧客獲得に向けてセールス合戦を繰り広げている。

 屋外の調理を伴う飲食グルメゾーン、モーターショーゾーンもにぎわっている。

 商工会議所の塩見和之会頭は「安心安全対策で制限をお願いしているところはありますが、3年ぶりの開催で楽しんでいただけるものと期待しています。出店者のみなさんの意欲向上にもつながり、コロナからの地域経済再起へのきっかけにしたい」と話していた。

 16日は午前9時30分から午後3時まで。由良川河川敷に準備している臨時駐車場、駅北口、市役所前など市街地6カ所と会場を回る無料シャトルバスをおおむね20分間隔で運行する。

 

写真=久しぶりの産業フェアは活気に満ちている(15日午前9時40分ごろ)

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