光秀さんも興奮? 御霊まつりでスケボーパーク

2022年10月04日 のニュース

 「丹波福知山御霊まつり」が2日、京都府福知山市中ノの御霊公園で開かれた。本格的なスケートボードパークを特設して、子どもから大人までの愛好者が集まって歓声を上げた。福知山商工会議所青年部主催、両丹日日新聞社後援。

 まつりは、明智光秀をまつる御霊神社で催される御霊大祭に合わせて、まちの活性化イベントとして毎年開いている。

 今回のメインはスケボー。昨夏の東京五輪で正式種目になって注目を集める半面、禁止されている公園や歩道で使用するマナー問題が全国的に取り沙汰されるようになった。

 市内も例外ではなく、まつりを主管する商議所青年部Re:サヴァイヴ委員会(足立憂委員長)は、まちのにぎわいにつながるスケボーのあり方を探るきっかけになればと、今回の企画を決めた。

 特設したスケボーパークは、滑りやすい板張りのフロアにジャンプ台やレールを置いた。楕円を半分に切ったスノーボードのハーフパイプに似た「ランプ」も登場。自由滑走時間やコンテストで愛好者たちが腕前を披露し、市民が見学していた。

 元東京五輪スケボー日本代表コーチ・早川大輔さんのレクチャー(教室)には幼児から大人まで約10人が参加。早川さんは「スケボーを好きになって帰ってほしい」と話し、参加者の実力に合わせて丁寧に指導した。

 このほか、音楽やダンスのパフォーマンス、軽食や雑貨の屋台などがあり、多くの人が訪れた。

 足立委員長(37)は「ルールを守ってこその楽しみなので、スケボー愛好者にはマナー向上を、それ以外の人にはマイナスイメージの払拭になれば」と話していた。

 

写真=ランプで技を披露するスケボー愛好者

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