竜王戦の「勝負めし」「おやつ」決まる 福知山城での第4局

2022年09月30日 のニュース

 11月8、9両日に福知山城で開かれる将棋のタイトル戦「第35期竜王戦第4局」で提供される「勝負めし」「おやつ」「ドリンク」の候補が決まった。公募していた福知山城対局実行委員会(柳井津佑健委員長)が、京都府福知山市駅前町の市民交流プラザで発表会を開き、計30品を披露。出品者がメニューをPRした。

 藤井聡太竜王と広瀬章人八段が2日間の対局中に選んで食べる。

 公募には、勝負めし19品、おやつ24品、ドリンク8品の応募があった。この中から、竜王戦を主催する日本将棋連盟や実行委などで、独自性、見た目といった観点で勝負めし10品、おやつ12品、ドリンクは8品全てを選んだ。

 ボリュームたっぷりのダブルチーズバーガー、素材からこだわったそばと天ぷら、自家製栗を使ったモンブラン、生しぼりのトマトジュースなど、スイーツのまち、肉のまちふくちやまを代表するメニューが集結。27日の発表会では、出品した飲食店などの代表者が、料理について一言ずつ紹介し、「勝負めしを勝ちめしにしてほしい」「楽しい見た目なので食べてリフレッシュを」「香りが良く、疲れもとれます」などとアピール。実際に提供される料理も披露した。

 一日の対局で棋士1人がそれぞれを選ぶ機会は、勝負めしが1回、おやつが2回。ドリンクは勝負めし、おやつに合わせて選ばれるが、候補外のコーヒーなどが選択される場合もある。

 ドリンクに、「いちごクリームソーダ」が採用されたスライダーズカフェ=下地のムトベース内=の森翔平店長(31)は、「市内の良いところがPRできる機会をもらえました。おいしいものを味わって、福知山の良さを感じてもらいたいです」と話していた。

 実行委は計30品を載せたメニューブックを10月下旬ごろに完成させ、市内外で配布する。今回のために開発された限定品も、各店舗で10月下旬から来年1月上旬にかけ、一般にも提供する。

 

写真=出品が決まったメニュー

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