初めて十両の土俵踏む 大相撲名古屋場所で福知山出身・千代栄

2022年07月11日 のニュース

 大相撲名古屋場所が10日、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで初日を迎えた。京都府福知山市出身で初の十両力士、千代栄(31)=九重部屋、本名・岸栄太=が関取としては初めての一番に臨み、豪ノ山(24)=武隈部屋=と新十両対決を繰り広げた。相手の突き押しをいなして動き回ったが、前のめりになったところを引き落とされた。

 取組前には、福知山の後援会から贈られた化粧まわしを着けて土俵入り。えんじ色に福知山城の刺繍がデザインされ、よく目立っていた。

 千代栄は京都共栄学園高校柔道部のOB。当時の監督で後援会立ち上げに携わった柿原功二さん(45)は会場まで駆け付けた。「土俵入りはほかの力士と比べてもよく映えていました。取組では緊張があったと思います。得意は押しなので、今後はどんどん押して攻め、最終的には勝ち越してほしい。応援しています」とエールを送る。

 

写真=化粧まわしを着けて土俵入りする千代栄

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