ペットボトルにぎっしり乾電池 土師の水路に不法投棄続く

2022年06月02日 のニュース

 乾電池を大量に詰めたペットボトルの不法投棄が、京都府福知山市土師宮町の水路で相次ぎ、地元住民が憤っている。被害がやまず、福知山署に通報した。

 水路は幅、深さともに2メートルほどで、農業用水としても活用される。この水路で乾電池入りのペットボトルが最初に見つかったのが5月5日。近くの男性が回収したが、その後も投棄が続いて5月末まででペットボトルが計8本になった。

 福知山市では、一般家庭の乾電池は指定日にごみステーションに出すことができる。一方で事業所の乾電池は市環境パークでは受け入れておらず、市内の取り扱い業者で処分する必要がある。

 市は「乾電池の不法投棄は液漏れして、有害物質で水質・土壌汚染をもたらす」として、正しい処分を呼びかけており、回収した男性も「個人か事業所かはわかりませんが、乾電池を大量に捨てるなんて悪質で許せません。きちんと処分してほしい」と話している。

 

 

写真=水路から回収した乾電池入りのペットボトル

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