全国有数の高品質茶産地・福知山で抹茶の原料工場始動

2022年05月19日 のニュース

 全国有数の高品質茶の産地、京都府福知山市内で一番茶の収穫が本番を迎える中、生産農家たちで作る福知山地方てん茶生産組合(大槻成利組合長)は19日、土(つち)地区のてん茶工場で今シーズンの稼働を始めた。200度の高熱炉などの影響で室内温度が40度を超えるときもある。良質の仕上がりにと期待を込めて、4交代の24時間フル稼働で6月5日ごろまで、汗だくの作業が続く。

 てん茶は抹茶の原料となる。工場は市内唯一の加工施設で、農家が茶葉を持ち込んでくる。

 工場内には、2階建て住宅ほどの高さまで茶葉を吹き上げる散茶機をはじめとする大型機械が並ぶ。機械工程に目視チェックも合わせ、生葉を蒸して乾燥させ、葉肉以外の茎などを取り除き、袋詰めにして完成する。

 稼働直後の19日午前6時ごろの工場内の室温は28度だったが、機械が動き出すとすぐに32度に上昇。暑い日中は40度に達する。

 大槻組合長(70)は「あす初出荷をするので、週明けには値が分かる。そこで出来を判断することになるが、悪くないと思う。期待しています」と話していた。

 初日には福知山市の前川二郎副市長が訪れて組合員たちをねぎらい、「抹茶ブームで、若い世代や海外に注目されています。市としても茶の生産振興に力を入れていきたい」と激励した。

 

 

写真=出来上がったてん茶をチェックする組合員(19日午前7時40分ごろ)

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