大江山山頂でごみ約100キロ回収 地域観光案内倶楽部が清掃
2022年04月27日 のニュース

京都府福知山市のボランティアガイド、大江地域観光案内倶楽部(赤松武司会長)は、丹後天橋立大江山国定公園の大江山=千丈ケ嶽=(標高832メートル)で25日、清掃活動に励んだ。捨てられていた瓶などを回収し、持って下りた。
以前から山頂付近にたくさんのごみが捨てられていたのを、倶楽部の会員が気にしていた。そこでゴールデンウィーク中にハイキングする人たちに気持ち良く登ってほしいと、クリーン作戦をすることにした。
会員ら5人が参加。北原の鬼嶽稲荷神社から出発し、山頂を目指して歩いた。
山頂では以前から捨てられ、そのままになっていたビール瓶や日本酒の一升瓶、飲料水の缶、プルタブなどがあり、会員たちは隠れた場所にも落ちていないか確認しながら拾っていった。
約3時間かけて、ごみ袋5袋分(約100キロ)のごみを回収。赤松会長(69)は「山頂では投げた瓶が割れた形跡もありました。大変危険なため、山で宴会などはせず、ごみは必ず持ち帰ってほしい」と呼びかけている。
写真=大江山山頂でごみを集める会員