新型コロナ3回目ワクチンの接種券発送が本格化 高齢者は1月中に
2022年01月20日 のニュース

多数の新型コロナウイルス感染者が判明する中、京都府福知山市はワクチンの3回目接種に必要な接種券の発送を本格化させている。接種間隔が前倒しになった人も含め一般高齢者(65歳以上)ら約1万2千枚を、1月中に発送する予定。
3回目のワクチン接種は、2回目接種から一定期間を経過した人が受けられる。政府は、対象となる一般高齢者の接種間隔を、当初の「原則8カ月後」から、1~2カ月前倒ししており、市もこのスケジュールに合うように接種券を発送している
市内の3回目接種は、医療従事者は昨年12月14日から、施設入所の高齢者は1月から始めている。一般高齢者は一部の人を除き原則2月から。
64歳以下の人には、2月下旬ごろから順次発送する見通し。
市健康医療課は「3回目接種に必要なワクチンは、必要量を確保しています。市内で感染が広がっているので、終息に向かうよう、迅速に接種券を届けるために作業していきたい」としている。
市内での3回目のワクチン接種は医療機関での個別接種を中心に実施していくが、土、日曜に接種を希望する人や交通支援が必要な人のために、集団接種会場も設ける。
写真=3回目のワクチン接種券の発送作業を進めている