京都府がコロナ警戒レベルを「2」に引き上げ 綾部ルネスに集団接種会場
2022年01月13日 のニュース
新型コロナウイルス感染の急拡大を受け、京都府は12日、警戒レベルを「1」から、警戒を強化すべき「2」に引き上げた。これに伴いワクチンの3回目の接種を速やかに実施するなどの対策を取っていく。
レベル2への移行に合わせて、入院療養体制を強化。現在コロナ患者用の病床は679床あるが、最大確保病床数の868床に増やすよう、医療機関に要請する。
自宅療養者のために、地域の医療機関が電話・オンライン診療を実施。病状が悪化した際は、陽性者外来での検査や訪問診療の受診調整を保健所がしていく。
ワクチンの3回目の接種については、高齢者ら一般向けの前倒しに対応。2月から、綾部ルネス病院(綾部市大島町)など府内3カ所に集団接種会場を設ける。綾部ルネスでは水、土曜日の午後からを設定。市町村が発行する3回目の接種券を持っている府民らが対象で、1月25日から府のウェブサイトや電話で受け付ける。ワクチンはいずれもモデルナ製を使う。詳細については後日、発表される。
また飲食機会での感染リスクを減らすため、会食は2時間以内、同一テーブルは4人までとする「きょうとマナー」を1月31日まで徹底してもらうよう府民に呼びかける。