福知山市のコロナワクチン3回目接種、一般高齢者は2月開始
2021年12月29日 のニュース

福知山市は、18歳以上を対象とする新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、実施概要を27日に発表した。政府の前倒し方針を受けて、施設入所の高齢者(65歳以上)らは来年1月1日から、それ以外の高齢者(同)には2月1日から接種を始める。医療従事者は年内の12月14日から開始しており、一般の64歳以下は来年4月ごろから始めて、全体の終了は9月末を見込んでいる。
市は、2回目の接種から一定期間を経て3回目の接種ができるようになる対象者に、順次、予約に必要な接種券と案内文書を送る。
個別接種は市内29医療機関でできる。集団接種は2~8月の土、日曜日に、旧1市3町会場のうち1カ所を開設する。
ワクチンの種類は、個別接種は2回目までと同じファイザー社製、集団接種は新たに武田/モデルナ社製を使う。ただし、供給量によっては個別接種もモデルナへの変更や予約見合わせを行う場合がある。
福知山市民病院と同大江分院での個別接種は、当初からモデルナを使う。
市健康医療課は「2回目までと異なるワクチンを打つ交互接種への不安解消につながる情報提供にも努めていきたい」としている。
写真=ワクチン接種(資料写真)