ハチミツや巣蜜挟んだ異色たい焼き 広小路商店街の浅草家がリニューアル

2021年12月28日 のニュース

 新型コロナウイルスで打撃を受けた京都府福知山市中ノ、広小路商店街のたい焼き店・浅草家(河井弘章店主)が、このほどリニューアルオープンした。持ち帰りのみの店に変え、蜂牧場を営む幼なじみとコラボした新商品を開発。「ハチミツが入っていて、まろやかさがアップした」と人気を集めている。

 河井さん(67)は大江町二箇下出身。東京の有名な老舗店で修業し、2013年に広小路で開店した。厳選した材料を使い、一つずつ焼く「一丁焼き」のたい焼きが話題を呼び、サクッとした食感のクロワッサンたい焼きも途中で加わって、たちまち人気店へと成長した。

 ところが、そんな浅草家を襲ったのが、新型コロナの感染拡大だった。緊急事態宣言が発令されるたびに休業せざるを得ず、一時は閉店も考えた。

 それでも逆境に負けまいと立ち上がり、ハチミツや珍しい巣蜜を使った、ほかに無い商品で勝負をかけようと、竹馬の友の大槻昭彦さん(67)とタッグを結成。府のコロナ支援策「金融・経営一体型支援体制強化事業」を活用し、再起を図ることにした。

 大槻さんは、大江や宮津、舞鶴に100個以上の巣箱を置いて、大槻蜂牧場を運営。ブランド名は「KYOTO HONEY」で、残留農薬などに気を配り、安全で奥深い味わいが楽しめるハチミツを販売している。

 このハチミツを生地や餡に練り込み、たい焼きのまろやかさがアップ。餡の代わりにハチミツを挟み込んだ「はちみつたい焼き」(税込み500円)、珍しい巣蜜をはさむ「巣蜜たい焼き」(同750円)も開発した。

 このほか巣蜜付きのソフトクリーム(同900円)、瓶入りのハチミツ(130グラム1500円など)などを新たに並べ、ハチミツの量り売り(1グラム8円)もできるようにした。大槻さんは「地元でとれたハチミツを、ぜひ味わってほしい」と話す。

 河井店主は「コロナ禍を一緒に乗り切ろうと、幼なじみと誓い合って新商品を開発し、さまざまな人の協力もあり、リニューアルすることができました。ハチミツと出会い、“空飛ぶほどのおいしさ”に仕上がったたい焼きを、ぜひ食べてください」と呼びかけている。

 営業時間は午前11時~午後5時で、定休日は火、水、木曜日。一つずつ仕上げるため、電話予約を勧めている。問い合わせと予約は浅草家、電話(24)0246へ。


写真=新商品の巣蜜たい焼き、巣蜜ソフトクリームを持つ河井店主(左)と、蜂牧場の大槻さん

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