強い冬型で大雪 福知山市街地では30センチ近くの積雪

2021年12月27日 のニュース

 強い冬型の気圧配置が続き、京都府福知山市では25日夜からきょう27日にかけて大雪となった。市内の山間部では、多いところで70センチを超える積雪を記録。市街地でも朝早くから雪かきをする人の姿が目立った。通勤時間帯は、ノロノロ運転の車が多く、国道9号などで渋滞したほか、雪の深みにはまって立ち往生する車もあった。気象庁によると、今後も降雪は続く見込み。

京都府によると、福知山市内の積雪は午前9時30分現在、大江町佛性寺76センチ、夜久野町田谷66センチ、雲原71センチ、市街地の篠尾でも29センチなどとなっている。

府北部には大雪警報が継続して発令されていて、27日夜遅くにかけ大雪となる見込み。気象庁によると、27日午前6時からの24時間降雪量は、多いところで府北部の山地50センチ、平地40センチを見込む。

気象庁は、積雪や路面凍結による交通障害、ビニールハウスや老朽化している建物の倒壊、農作物への被害などに警戒を呼びかけている。



写真=朝早くから住民が雪かきに追われた(27日午前7時10分ごろ、北小谷ケ丘で)

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