自宅療養者と家族に無料配食 福知山市がコロナ対策3億3千万円補正
2021年09月07日 のニュース

京都府福知山市は、新型コロナウイルス対策費として、新たに約3億3千万円を補正し、補正後の額を約416億5千万円とする今年度一般会計補正予算案を発表した。陽性判明者など、自宅療養をする人たちに対して、無料配食サービスをする事業などを盛り込んでいる。8日に再開される市議会9月定例会の本会議に追加提案する。
無料配食サービスの対象は、新型コロナの陽性者として自宅療養の指示を受けた人や濃厚接触者、接触者、またはその人たちの同居人。市内に居住していて、親族などの支援が困難な人がサービスを申し込めば、委託を受けた業者が、昼と夜の2食を玄関前まで配達する。提供する期間は、保健所の指示で自宅療養または自宅待機をする期間。当人と家族合わせて最大で昼夜各回45食を想定して820万円を計上した。
このほか、過疎地域のある自治体を国が財政支援する「過疎新法」が4月に施行されたことに伴い、新たに策定する関連の市計画案などを追加提案する。