市立福知山市民病院で医療従事者にワクチン接種始まる まず30人

2021年03月09日 のニュース

 京都府福知山市厚中問屋町の市立福知山市民病院(香川恵造院長)で8日、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。同病院に勤務する医療従事者向けで、初日は医師と看護師30人がワクチンを打った。

 医療従事者への優先接種として、5日に同病院に届けられ、超低温冷凍庫で保管されていた米製薬大手ファイザー製ワクチンを使用。会議室で受け付けし、医師の問診後に接種、別の会議室で15分~30分の経過観察をした。

 最初にワクチンを打った香川院長(73)は「痛みはなかったです。発症と重症化予防に有用ということなので、効果をしっかり見ていきたい。副反応なども検証して、これから始まる住民の接種に役立てたい」と話していた。

 9日からは一日約200人に増やし、医療従事者の約9割にあたる希望者885人への接種1回目は、12日に終える見込み。3週間後には、2回目のワクチンを打つ予定という。
 
 
写真=問診後、医師や看護師へ順番にワクチンを接種した

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