「天空の城」竹田城跡が3月1日に山開き 先着で記念品

2021年02月26日 のニュース

 危険防止のため降雪期の入山が禁止されている「天空の城」竹田城跡(兵庫県朝来市和田山町竹田)が、春を迎え、3月1日に山開きをして入城が再開される。

 標高約350メートル、古城山の山頂にあり、切り立った石垣が美しい竹田城跡だが、登山道や城跡内の通路は急傾斜だったり、細い場所も多く、積雪・凍結時には転倒、転落が心配されるため、1月4日から2月末までは、ふもとで柵を閉じ、入山が禁止されている。

 山開きは午前8時から開山セレモニーをして、北千畳付近で、「姫と甲冑隊」が観光客先着100人に記念品を配る。また午後5時ごろまで当日限定の写真展を現地で開く。雨天時は、ふもとの観光施設「山城の郷」で開催。

 入城時間は春(5月末まで)が午前8時から午後6時まで。夏(8月末まで)が午前6時からに早まり、秋の雲海シーズン(11月末まで)は午前4時からになる。冬(1月3日まで)は午前10時から午後2時までに短縮。大人500円、中学生以下無料。

■観光協会が御城印桜バージョンを限定頒布■

 朝来市観光協会は竹田城跡の御城印の桜バージョンを作った。5月末までの期間限定で頒布する。

 昨年10月に出した雲海バージョンは限定3千枚を3カ月ほどで頒布する予定だったが、人気で2カ月を待たず完売となった。そこで新たに桜バージョンを作ることにしたという。

 1枚400円。山城の郷、立雲峡協力金収受棟などで取り扱い、通販はしない。御城印についての問い合わせは電話079(668)9177、朝来市観光協会本部事務局。
 
 
写真上=山開きを待つ竹田城跡(17日撮影)
写真下=竹田城跡の御城印桜バージョン

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