個性派ぞろいの成美高女子野球部 自主練工夫して全国選抜で初優勝目指す

2021年02月26日 のニュース

 3月から4月にかけて、埼玉県加須市で開かれる「第22回全国高校女子硬式野球選抜大会」の組み合わせが決まった。北海道から鹿児島県まで、史上最多の33チーム(連合含む)が出場。京都府北部勢では、今年も福知山成美の女子野球部が参戦し、悲願の初優勝をめざす。

 大会は、全国高校女子硬式野球連盟、加須市が主催し、3月27日~4月2日の7日間で開催。加須きずなスタジアムをメイン会場に3球場で行われる。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止されたが、今年は無観客で実施する予定となっている。

 成美は夏の選手権で優勝しているものの、春の選抜大会での最高成績は、準優勝2回。今大会の初戦の相手は、岐阜第一高校に決まった。神野百花主将(2年)は「緊急事態宣言の再発令で、練習時間が制限されるなか、一日500スイングの自主練習をするなど、工夫して大会に向けた準備を進めています」という。

 もちろん目標は、日本一の栄冠。「今年は個性豊かなメンバーがそろっていて、みんな明るくチームワークも良いので、一致団結して優勝を狙いたい」と意気込んでいる。


写真=「団結して優勝を」と力を込める成美高女子野球部

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