交通マナー守って安全に乗ろう 遷喬小4年生が自転車免許検定
2020年06月24日 のニュース

福知山市石原、遷喬小学校(山口明日子校長)でこのほど、4年生67人が京都府警認定の自転車免許の検定で、実技と学科のテストを受け、交通安全への意識を高めた。
同校では11日から全学年を対象にした交通安全教室を開いていて、児童たちが正しい交通マナーや自転車の安全な乗り方などを身に着けた。
自転車を使った教室は3~6年が受講。4年は体育館内に作ったコースで、福知山署交通課の署員の指導のもとで、実技検定を受けた。
実技は、信号付きの交差点や「止まれ」の標識がある三差路などが設けられたコースで実施。6つのポイントで、保護者が立ち、交差点での前後左右の確認、いったん停止、信号をきちんと守って通行できているか-などをチェックした。
また技術走行の試験として、木製の細長い障害物の間を走る「ジグザグ走行」や幅の狭いコースをブレーキをかけて、ゆっくりと走る「遅乗り」にも挑戦。筆記試験も受けた。
4年生の大石陽誠君は「信号機がある交差点の右折が難しかった。警察官の人が乗っていたみたいに上手に乗れたらうれしい」と話していた。
写真=検定に挑む4年生