病院に感謝の気持ちを込めた贈り物 メッセージや特製トマトジュース

2020年05月30日 のニュース

 社会が混乱に陥っている中、最前線で戦って下さりありがとうございます―。京都府福知山市大江町波美、大江中学校生徒会(山本ミナコ会長)は、福知山市民病院(香川恵造院長)の医療従事者に感謝の気持ちを伝えようと、生徒、教職員がメッセージを書き、28日に同病院に届けた。

 市民病院はこれまで、新型コロナウイルスに感染した府内の11人を受け入れた。呼吸器科内科医、総合内科医を中心に感染症対策チームを立ち上げ、重・軽症患者の治療にあたってきた。

 生徒会では、市民病院が新型コロナウイルス感染症患者の受け入れ病院であることを知り、コロナの対応にあたる医師や看護師らに感謝、応援していることを伝えるため、メッセージを贈ることを決めた。

 メッセージは、学校が再開した20日に生徒90人と教職員16人がハート形のカードに書いた。「コロナウイルスの検査や治療でたいへんだと思うけどがんばってください」「いつも危険ととなりあわせの中、一生懸命働いてくださってありがとうございます」「みなさんのおかげで感染を広げずにおさえる事ができました」などとつづっている。

 また、感謝の言葉とともに「手洗い、うがいを心がけて感染しないようにします」「医療を守るためにも自身の行動に責任を持ちたい」などと書いている。

 生徒会役員5人が26日に、ハート形のカードを集めて、5枚の画用紙に貼り付け、表紙も付けて寄せ書きのようにした。

 山本会長は「毎日、感染者やまちを守るために治療を頑張ってこられ、本当に感謝しています。生徒ら一人ひとりが医療従事者の方々のことを思ってメッセージを書きました。この思いをみなさんに届けたい」と話していた。

写真=生徒会役員が生徒や教職員が書いたメッセージをまとめて大きな寄せ書きのようにした

特製トマトジュース300本 小林ふぁ~む

 福知山市六十内の小林ふぁ~む(小林加奈子社長)は27日、感染症指定病院として府内の患者を治療してきた福知山市民病院に、感謝の気持ちを込めて特製のトマトジュースを贈った。

 市民病院の医師たちは防護服を付けて治療を行い、感染しないために厳重な手順で着脱をするなど、普段よりもストレスの高い状態で仕事をこなしてきた。香川院長は「現場は大変でしたが、懸命な治療と並行し、感染症に関する論文を国内外に3本発表するなど、精力的に活動してきました。ただ、これで終わりではなく、気が抜けない状態は続きます」という。

 ふぁ~むでは、こうした現状を踏まえ、精神的にも体力的にも大変ななか、リラックスしてもらう助けになればと、無農薬、有機栽培など特別な栽培をした主力野菜のトマトで作る「とまとのじゅ~す」を贈ることにした。

 加奈子社長(52)と夫で専務を務める伸輔さん(56)が同病院を訪れ、1本800円(税抜き)で販売している180ミリリットル入り商品300本を香川院長に手渡した。

 ジュースは段ボール箱10個分で、一箱ずつにおいしい飲み方を書いた説明書きを付け、医療現場の職員に向けたメッセージも添えた。

 加奈子社長は「私たち市民を守って頂き、本当にありがとうございます。まだまだ安心はできませんが、ジュースを飲んで、少しでもくつろいでもらえたらうれしいです」と伝えた。

 受け取った香川院長は「大変感激しております。今後も全力で診療にあたりたい。ジュースを飲んで元気を頂きたいと思います」と感謝を述べた。ジュースは最前線で仕事にあたる職員を中心に配る。

写真=香川院長(中央)にメッセージとジュースを贈る小林さん夫婦

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