売り上げ減った小規模事業者に最大50万円支給 福知山市が独自に
2020年05月08日 のニュース
福知山市は、新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが減少した小規模事業者に対して、「市小規模事業者等持続化支援事業」で最大50万円を支給する。国の給付金対象にならなかった事業者を支援する。申請受け付けを7日から開始した。期限は7月31日まで。
市単独の事業で、市内に本社か本店がある▽2019年以前から事業を継続している▽確定申告をしている-などの条件を満たした従業員20人以下の事業者、個人事業者(商業、サービス業は5人以下)が対象となる。
1月から申請月の前月までの間に、前年同月比で最も売り上げが減った月の減少率が、30%以上50%未満だった場合、その売り上げ減少月を年換算し、前年の売り上げから差し引いた額を、50万円を上限に支給する。
ただし、前年同月と比べて50%以上減少している月がある場合は、国の持続化給付金(上限額・法人200万円、個人事業者など100万円)の対象となるため、市の給付は受けられない。
申請は原則郵送で。申請書類一式と確定申告書類の写し、月別の売り上げが確認できる書類などを封筒に入れ、〒620-8501福知山市字内記13-1、市産業政策部産業観光課へ。
封筒には必ず差出人の住所、氏名を記入し、簡易書留やレターパックなど、追跡可能な方法で郵送する。申請書類は、市のホームページでダウンロードできる。ダウンロードできない人は、産業観光課に問い合わせると、書類を送るなどして対応する。問い合わせは同課、電話(24)7075まで。
写真=問い合わせの電話が相次ぐ市産業観光課