医療従事者、社会維持する全ての人に感謝 福知山城を青く

2020年05月09日 のニュース

 新型コロナウイルス感染者の命を救うため奮闘する医療従事者に、感謝の気持ちを伝える「ブルーライトアップ」の輪が、全国的に広がっている。京都府福知山市内記一丁目の福知山城も、夜間に青色の光で照らし、最前線で汗を流す医師や看護師らにエールを送っている。31日まで。

 ブルーライトアップは、イギリスの国営医療サービス・NHSのシンボルカラーにちなんで、建物を青いライトで照らし、医療従事者への感謝、応援の気持ちを示すもので、3月下旬にイギリスで始まった。

 大阪市の通天閣や兵庫県の阪神甲子園球場、愛媛県の松山城をはじめ、福知山では一部寺院で取り組まれるなど日本でも広がりをみせており、福知山城のライトアップは2日から開始。市が福知山青年会議所の協力を得て取り組んだ。

 医療従事者だけでなく、介護、福祉、食料品や医薬品といった生活必需品の販売、物流関係者ら、社会活動の維持に尽力するすべての人への感謝の気持ちを表現している。

 ライトアップ時間は、日没から午後10時まで。
 
 
写真=青い光で照らされた福知山城

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