屈強な隊員たちが次々と献血 100リットル目標に陸自福知山
2019年12月18日 のニュース
冬場の輸血用血液不足の助けになればと、京都府福知山市の陸上自衛隊福知山駐屯地が18日、「100リットル献血運動」に取り組んだ。屈強な隊員たちが訓練の合間に次々と献血に協力した。
2005年から毎年継続し、今年で15年目を迎える。年々、献血意識も高まり、駐屯地の冬の一大行事として定着。16年の406人162・4リットルは、1会場での一日あたりの京都府記録になるなど、今では府内最大の献血協力団体になっている。
駐屯地の陸曹でつくる曹友会(酒井貴宏会長)が、100リットルを割り込んだ昨年を上回る協力をしたいと、府赤十字血液センター福知山出張所に申し出た。1人400ミリリットルで250人分の計100リットルを目標に設定した。
午前8時30分ごろから献血バス計4台が駐屯地内に乗り付け、多くの隊員が訪れた。塩見秀樹一曹(51)は「これまでに30回以上献血をしていいます。役に立てたらうれしい」と話していた。
写真=献血に協力する隊員(18日午前9時40分ごろ)