すごろくで学習、お小遣いの使い方 府消費生活相談員迎え金谷小

2019年12月12日 のニュース

 京都府福知山市猪野々、金谷小学校(赤井暁子校長、11人)が10日、買い物の学習をした。全校児童たちは、すごろくを使い、正しい買い物の仕方や小遣いの使い方を覚えた。

 来年度から実施される小学校の新学習指導要領で、契約の重要性や消費者の権利、責任などを学ぶ「消費者教育」の充実が図られるため、児童たちがスムーズに学習できるように、府職員を講師に迎えて勉強した。

 講師は中丹広域振興局農林商工部消費生活相談員の荒川香さんで、特製の「お小遣いすごろく」を用意。児童たちが3グループに分かれてゲームをした。

 あらかじめ小遣いとして1人500円が渡され、ます目に沿って駒を進めた。ます目には「ほしい物を買いましょう」「お店でむだづかいをしてしまった! 100円はらう」など指示する言葉が書いてあり、小遣いをやりくりして必要な額を払っていく。

 クイズのます目もあり、税金の使い道や消費期限と賞味期限の違いを問う質問などに答えていた。買った物の名前や金額などを「おこづかい帳」に記帳し、お金の管理の大切さも知った。

 荒川さんは「親からもらったお小遣いは大切に使い、小遣い帳を付けるようにしてほしい」と呼びかけた。

 4年生の寺田拓海君は「お金でいろいろな物が買えるけど、大切に使わなければいけないことが分かりました」と話していた。
 
 
写真=3グループに分かれ、すごろくで学習した

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