お年寄り招き、輪投げで交流　上川口小学校

　京都府福知山市野花の上川口小学校（小倉畑典子校長）でこのほど、児童と地域の高齢者が交流する「ひよどりマイフレンド」が開かれた。チューリップの球根植えや輪投げなどを一緒に楽しんだ。

　毎年、春と秋に取り組む恒例の催し。1、2年生30人が地域の老人会員、民生児童委員の計19人を迎えた。

　互いに自己紹介をしたあと、渡り廊下に移動し、児童たちは自分の鉢に1個ずつチューリップの球根を植えた。おじいさん、おばあさんに球根の向きなどを教わりながら熱心に作業した。

　球根植えのあとは、体育館で一緒にゲーム。5グループに分かれ、玉入れ、的当て、ボウリングなどを順番にした。点数が書かれたペットボトルを使った輪投げでは、子どもとお年寄りが高得点をめざして大盛り上がり。「惜しい」「入った、すごい」と声をかけ合いながら、遊びを堪能した。

　2年の片尾日茉里さんは「おじいさん、おばあさんと遊べて楽しかった。また一緒に遊びたい」と話していた。

　参加した糸井典子さん（81）＝雲原＝は「雲原は小さい子が少なくて触れ合えるのはうれしい。元気がもらえます」と目を細めていた。

写真（クリックで拡大）＝輪投げで親睦を深めた