きれいな流れです 上川口小4年生が牧川の水質調査
2019年07月07日 のニュース
京都府福知山市野花、上川口小学校(松田昇司校長)の4年生が5日、近くを流れる由良川水系牧川の水質調査に取り組んだ。川の生き物を捕まえ、水のきれいな場所に住む生物かどうかをチェック。チラカゲロウ、サワガニなどを見つけ、きれいな水が流れていることを確認した。
4年生14人は総合的な学習の時間で、地域の自然、環境問題について学んでいて、その一つとして行った。
初めに、府中丹西土木事務所の職員から、川は大雨の水を安全に海に流したり、飲み水や農業用水のために使うこと、大雨に備えて堤防を強化したりしていることなどの説明を聴いた。
続いて、府中丹西保健所の職員と一緒に水質を調査。くんできた川の水を薬品の入った筒で吸い上げ、5段階評価で最高の水質だということを確認した。
川の中では「オタマジャクシや!」「なんか変なのがいる」など歓声を上げながら、ヒゲナガカワトビケラ、ヒラタドロムシといった生物を捕まえてトレイに集めた。
衣川莉央さんは「川の生き物はちょっと気持ち悪いけれど、形が面白いです。3学期にサケの稚魚を育てて放流するので、きれいな川だと分かって良かったです」と笑顔を見せた。
写真=生き物の調査をする児童たち