料金所強盗想定して防犯訓練 舞鶴若狭自動車道で

2019年12月13日 のニュース

 京都府福知山市長田野町の舞鶴若狭自動車道福知山料金所で、強盗事件を想定した防犯訓練が11日にあった。職員らが万一の事態に備えて、非常時の対応や連絡態勢などを学んだ。

 NEXCO(ネクスコ)西日本福知山高速道路事務所、NEXCO西日本サービス関西福知山支店が、福知山署の協力を受けて実施した。

 料金所係員2人が、回収した現金をかばんに入れて事務所に持ち帰る際、男にナイフで脅され、かばんを奪われるという想定。

 近くの物陰に隠れていた犯人役の福知山署員が、係員からかばんを奪って車で逃走。係員は110番通報で駆け付けた警察官に、犯行時の様子や犯人の特徴、車のナンバーなどを伝えた。

 このあと他の職員約30人も加わり、訓練用のカラーボールを投げる練習をした。

 訓練後、福知山署生活安全課の五十川敬洋課長は「犯人に凶器で脅されたとき、まず距離を取って自分の命を守ることが大切。今回はそれができていた」と評価。「犯人は植え込みなどに潜んでいる場合もある。普段から見知らぬ人がいた場合は、声掛けをすることも大切です」と講評した。
 
 
写真=犯人に現金の入ったかばんを渡す料金所の係員

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