6月末で市内で特殊詐欺の被害4件 防犯機能付き電話、購入に補助金

2026年08月18日 のニュース

 京都府福知山防犯協会(中川幸紀会長)と福知山署は、後を絶たない特殊詐欺被害を防ごうと、防犯機能付き電話機の購入補助事業を17日から始めた。1台につき1千円、購入金額が1万2千円以上の場合は2千円を補助する。

 同署によると、6月末時点の特殊詐欺被害状況は、暫定値で府内267件、被害額約30億1114万円で、いずれも昨年を上回る水準で推移している。市内では4件、664万円の被害があった。

 また、被害の発端となる予兆電話は府内で3842件、市内で100件確認されており、いずれも約6割が固定電話にかかってきているという。

 防犯機能付き電話機は、着信時に相手へ警告メッセージを流したり、通話内容を自動録音したりする機能などを備えていて、特殊詐欺に対する大きな抑止効果が期待される。

 補助の対象は、府電機商業組合福知山地区に加盟する18店舗と市内の大型家電量販店3店で購入した市民。市内に住む親族へ電話機を贈る人も対象となる。

 購入時に店舗で補助対象となるかを確認後に申込書を受け取り、必要事項を記入して福知山署に提出する。

 申請期間は12月31日までで、数十件の申請を見込んでいる。

 同署生活安全課の中川貴之課長は「犯人は証拠が残るのを嫌がるので、電話機の防犯機能の効果はかなり高い。この機会に導入を検討してもらえれば」と話している。


写真(クリックで拡大)=特殊詐欺対策に高い効果が期待される防犯機能付き電話

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