補助金減額で予算ピンチ ならばと、酒呑童子祭りの衣装を手づくり

2019年10月10日 のニュース

 京都府福知山市の酒呑童子祭り実行委員会(河田克己委員長)は、鬼伝説の地・大江山で27日に開く祭りの「鬼武者行列」で着る衣装作りに励んでいる。昨年まで衣装はレンタルを利用していたが、今年は祭りの事業費への市の補助金が減ったため、経費節約に古着を活用した衣装作りを計画。例年通り盛り上がる祭りになるよう、メンバーたちが力を合わせ取り組んでいる。

これまで酒呑童子祭りの事業費は大半を市の補助金で賄っていた。昨年までは毎年約200万円の補助があったが、市の財政状況が厳しいことから、今年は減額が決定。事業費は約220万円として、市はその半額を補助し、残りは実行委が負担することになった。

衣装のレンタルにかかる費用は高額で、実行委では少しでも祭りにかかる経費を減らそうと、4月中ごろに衣装作りを決め、7月から実行委メンバーの、大江まちづくり住民協議会の農業・観光・経済活性化部会(迫田厚部会長)の部会員11人が中心になって始めた。部会員と町内の人たちの家に眠っていた着物や古着屋で購入したもの7着を持ち寄り、行列で歩く酒呑童子役の男性1人、姫役の女性4人が着用する着物の製作を進めている。

酒呑童子が着る衣装の打ち掛けは、オレンジ色の布を購入し製作。姫や、童子が打ち掛けの下に着る衣装は、古い着物の糸をほどき、襟や袖口などを直している。

また酒呑童子を倒す四天王の衣装は、丹波福知山手づくり甲冑隊から甲冑などを借りる。

大江町佛性寺の大江山グリーンロッジ周辺での行列には約40人が参加。新しく鬼の面を付けた人たちによる「大江山鬼面隊」も加わるため、実行委の他のメンバーが鬼の面を作っている。

衣装などは10月中ごろにできる予定。迫田部会長(69)は「補助金は減りましたが、作る衣装はこれまで借りていたものに劣らないよう仕上げ、手づくり感満載の祭りにしたい」と話している。


写真=酒呑童子の衣装の打ち掛けは、オレンジ色の布で作っている

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