生徒が育てたブドウを販売 福高三和分校、京都府庁でも

2019年09月05日 のニュース

 福知山市三和町千束の京都府立福知山高校三和分校(黒田一郎副校長)は、農業科の生徒が実習で育て、収穫した「三和分校ぶどう」を18日に同校で販売する。午前9時から10時30分までで、約150房を用意する予定。

三和町ではブドウ栽培が盛んで、全国的にも「三和ぶどう」として人気が高いが、生産者の高齢化、老木化などが課題になっている。

そんな中、農業科は4年前から、生産者が高齢のため廃園を考えていた芦渕のブドウ園(広さ4・5アール)を引き継いで栽培実習に取り組み、町内のブドウ作りを継承しようと奮闘している。

品種は町特産品のマスカットベリーA。今年も甘みは十分で、例年より早く収穫期を迎えたという。

農業科の4年生を中心に、出来栄えを確認したり、規格外品を取り除く作業を続けており、販売分は直前に収穫する。

4年の大槻優太君は「暑いときにも頑張って育ててきたので、おいしいものが育っています。ぜひ食べてほしいです」と話している。

18日は、農業科2年生11人が販売実習でブースに立つ。

  また25日午前11時から午後1時までは、京都市上京区の府庁の生協内にブースを設け、今年度2回目の生産物販売に取り組む。オクラ、ナス、とうがらしなどとともに、三和分校ぶどうも持ち込み、町の特産品のおいしさをアピールする。


写真=ブドウの出来栄えを確かめる生徒

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