靴泥棒にコン惑 民家の庭先からキツネがいたずら

2019年06月19日 のニュース

 京都府福知山市大江町二箇上で、民家の庭先から靴が盗まれるといった被害が相次いだ。当初は誰が盗んでいくのか分からなかったが、野生のキツネの仕業らしい。道路沿いなどに大量に散乱していたが、今は持ち主の元へ戻るよう二箇上自治会(杉下清太郎自治会長)が1カ所に集めて並べている。

 無くなったのはスリッパ、運動靴、地下足袋、長靴などで、4月中ごろから、地区内の府道舞鶴福知山線の道路上や近くの畑などに大量に散らばっているのが見つかった。

 場所は地区の作業場から南へ約500メートルのあたりで、4月終わりごろに、近くに住む杉下義春さん(70)が妻と一緒に、散らばっていた靴を拾い集め、5月中ごろまで道沿いの1カ所に置いておいた。そうしたところ、地区の5、6人が、自分のものと分かり持ち帰ったという。

 無くなった靴は、民家の軒下など屋外に置いていたものが多く、杉下さんは靴をくわえて府道や農道を走るキツネを、昨年から何度か見かけたことがあるため、民家近くに現れたキツネが持ち去ったと推測する。

 持ち主が分からない靴は現在44点で、このうち左右そろっているのが8足ある。14日からは、より分かりやすいようにと、地元自治会が作業場の前に置いている。23日まで並べておいて、持ち主が見つからない場合は処分する。

 市動物園の二本松俊邦園長(74)は「はっきりしたことは分かりませんが、犬は人の臭いがするものを集めて遊ぶことがあるので、犬の仲間のキツネも遊びでやっているのではないでしょうか」と話す。

 二箇上自治会の杉下正明副自治会長(77)は「キツネによる農作物の被害はありませんが、こんな悪さをするとは思いもしませんでした。地区外の民家から持ち去っていることも考えられるので、靴が無くなって困っている人はぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。

 

写真=作業場前に集められたキツネが盗んだらしい靴

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