学食カレーや野菜アイス…福知山の食を高島屋でPR
2019年06月19日 のニュース
京都府福知山市の菓子・飲食店と高校生、農家がコラボした商品などを京都市内で販売するイベントが、7月17日から23日までの期間限定で、高島屋京都店で開かれる。市内の3高校と4団体が商品製造・販売、パッケージデザインに関わり、福知山の「食」を都市部でPRする。
障害者が働くカフェレストラン「あまづキッチン」、福知山成美高校、福知山淑徳高校、大江高校、菓子製造のちきり屋と明智茶屋、農業の小林ふぁ~むが関わる。
イベントのきっかけは、高島屋からあまづキッチンへ出展の打診があったこと。地元の野菜や果物を使ったあまづキッチンの主力商品「収穫のアイス」は、高島屋京都店で中元・歳暮のギフト用として販売されている。
あまづキッチンの店頭で売られているものとは違い、大江高校の生徒がパッケージデザインを手がけ、「収穫の京アイス」として取り扱われている。このため、農業と商業、高校がコラボした商品として注目され、高島屋京都店から催事場での出展依頼があった。
この時「他の店舗も誘ってみては」との話があり、あまづキッチンが府中丹西農業改良普及センターに相談。コンセプトに合うような店舗に声をかけ、商品のラインナップが決まった。
大江高校がコラボした収穫の京アイスのほか、福知山淑徳高校が製造協力した明智茶屋の「光秀の愛したプリン」、小林ふぁ~む産のトマトを使ったちきり屋のせんべい、福知山成美高校の「SEIBI学食カレー」など、コラボ商品を中心とした全9種類を出展。催事名称は「福知山 農業×商業×高校フェア」に決定した。
篠尾新町の府福知山総合庁舎で18日に出展者会議があり、高島屋京都店の社員、各店舗の店主や代表社員、チーフ、高校教諭ら12人が出席。催事名を決めたほか、陳列のリハーサルや互いの商品の試食会などをして、本番に備えた。
写真=陳列のリハーサルをした