増水で落下の在田橋 25日に通行再開
2019年06月20日 のニュース
京都府福知山市大江町在田-公庄の由良川にかかる在田橋の復旧工事が進み、25日午前7時から通れることになった。
昨年3月22日の由良川増水時に中央部の橋脚が沈み、長さ131・6メートルの橋りょうのうち42メートルが落下。前後の橋脚も含め84・2メートル部分で復旧工事が行われてきた。
地域の人たちにとって通学や通院に欠かせない路線。由良川右岸と左岸を行き来するにも便利なため、地域外の人の利用も多い。
増水時には水流の中に沈んでしまう潜没橋のため、大きな橋に架け替えることも検討されたが、長い年月を要することから、復旧工事で対応することになった。
府中丹西土木事務所が昨年11月に着工し、早期に復旧できるよう、併行して仮設橋を設け大型クレーンを導入する工期短縮工法がとられた。
19日現在、橋本体の復旧工事は終えており、舗装工事など路面の作業が残っているのみ。完成後も、これまでと同じく総重量8トンを超える車両は通れず、2キロ下流側の大江美河橋を迂回することになる。
写真上=橋本体の復旧工事が終わり、路面の工事を残すのみとなった在田橋
写真下=増水で中央部が落下した在田橋(昨年3月22日撮影)