手足口病が警報レベル超え 福知山など京都府全域
2019年06月20日 のニュース
タオル共用せず十分な手洗いを
京都府は20日、府内の「手足口病」が警報レベルを超過したと発表した。感染症発生動向調査の24週(6月10日~16日)で、府全域の定点当たり(調査対象1医療機関当たり)の患者報告数が、警報レベルの5を超え6・30になった。中丹西(福知山市)管内も6・00で、警報レベルを超過している。
手足口病は初夏から初秋にかけて、乳幼児を中心に流行するウイルス感染症。口の中、手のひら、足の裏などに2、3ミリの水疱性の発疹、軽い発熱がみられ、まれに重症化する。せき、くしゃみのしぶき、便に含まれるウイルスが手や口を介して感染する。
予防策として、流水と石けんで十分に手洗いをする、タオルの共用をしないことなどを呼びかけている。