なり手不足の教員確保に環境改善を 小中学校長会で市教育長

2019年04月26日 のニュース

 京都府福知山市立幼稚園長会、小・中学校長会は25日、今年度最初の会合を開いた。各校・園、市教委から56人が参加。次代を担う教職員の育成に努めるほか、教育の質の向上を目指すなどの重点施策を確認した。

 端野学教育長は訓示で、現場を見て意思決定する大切さを説き、「教員のはつらつとした姿が教育効果を上げることにつながります。教育の質を高めるためにも、労働環境の改善に努めてほしい」と伝えた。

 また、教員のなり手が減っていることにも触れ「環境の改善が教員をめざす人の確保にもつながります。若い教職員、指導者の育成は大きな仕事です」と指摘した。

 このあと市教委の森山真理事が、大江中学校で教員による公金の窃盗事件があり3月に懲戒免職になったことに触れ、各校での重要書類、公金などの管理態勢厳重化を徹底することを指示。このほか市の「学校教育改革推進プログラム後期計画」があと2年で終わる総仕上げの時期であることなどを説明した。

 市教委の教育総務、学校教育、生涯学習の3課からは、プログラミング教育を5、6年生にも拡大していくこと、一部の学校でトイレの改修を進めていくことなどの重点施策の報告があった。

 

写真=新任校長の紹介もあり「全力で取り組んでいきたい」と抱負

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