産廃受け入れ2025年度に停止 埋立処分場延命へ福知山市

2019年04月27日 のニュース

 京都府福知山市は、牧の不燃物埋立処分場の延命を図るため、2025年度中にも産業廃棄物の受け入れを停止する方針を固めた。市から延命計画案について諮問を受けていた環境審議会(入海健一会長)が24日、大橋一夫市長に、妥当だと認める答申をした。

 市は計画案で、19年度から7年をかけて条例改正、手数料の引き上げ、再検証を段階的に進め、最終年度に受け入れを停止。関係者への周知を徹底していくとしている。

 答申では、計画案を妥当とする一方で、計画実施で予想される問題への対応についても盛り込み、増加が懸念される不法投棄の監視強化▽実施効果の随時検証▽適切な周知期間の確保と十分な説明▽駆け込み需要への対策に取り組む必要があることなどを伝えた。

 埋立処分場は1988年度に使用を開始。当初は一般分と産業分を分けていたが、05年度に産業分の最終処分場を廃止し、一般分と産業分を一緒にした「併せ産廃処理施設」としてきた。

 現在は第3期処分場を使用しており、23年度まで運用する予定だったが、市の見直しの結果、21年度までに短命化していることが分かった。

 第1、2期処分場のかさ上げ工事、整備計画がある第4期処分場を含め、今後39万立方メートルほどの増量ができると見込んでいるが、このまま併せ処理をしていれば、37年度ごろに埋め立てが終わってしまう。

 このため市は埋立処分場の延命を図るため、延命実施計画案を作成。1月に、府中丹西保健所、福知山署、福知山医師会、長田野工業団地内の事業所、住民代表ら10人で作る審議会に計画案を諮問していた。

 大橋市長は答申を受け、「これまでの経過も踏まえ、一定の時間をかけて必要な取り組みを進めていきたい」と応じた。

 

写真=市長に答申書を手渡す入海会長

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