新入社員が5700人の仲間入り 創業353年のさとう

2019年04月02日 のニュース

 京都府福知山市東野町に本部を置く総合小売業のさとう(佐藤総二郎社長)グループは1日、篠尾新町のM.(サンプラザ万助)で入社式をした。新卒28人、昨年度の中途採用5人が出席し、それぞれ決意を語って気持ちを引き締めた。

 創業353年目の老舗企業。京都府、兵庫県、大阪府、福井県でバザールタウン、フレッシュバザールといったショッピングセンター、スーパーマーケットなど73店舗を展開する。総従業員数は5746人(2月現在)。

 家族らに見守られて入場した新入社員たちは、前に出て一人ずつ決意を込めて自己紹介した。「一つひとつの仕事を丁寧に」「何事にも臨機応変に」「お客様の心に残る社員に」など、意欲を見せた。

 式辞に立った佐藤社長は、さとうの歴史、小売業のやりがい、社長をはじめ社員全員で取り組むサッカー型の会社づくりへの思いを伝えた。

 今年度は改元や消費税率改定などを控える変化の年。長年親しまれてきたさとう福知山駅前店閉店に合わせて近くでスーパーを構えること、他社のスーパーが撤退した地域への新規出店計画にもふれながら、「これまで以上に喜ばれるよう最善を尽くし、より良い変化に」と呼びかけ、新入社員代表に辞令書を手渡した。

 式後には、地域への感謝を込めて続けている新入社員による清掃奉仕をして、御霊公園、広小路通り周辺をきれいにした。

 

写真=佐藤社長(右)から辞令を受ける新入社員

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