国公立大に94人合格 特色や適塾入試でも/福知山高進路
2019年04月02日 のニュース
福知山市土師の福知山高校は、18年度の進路状況をまとめた。卒業生197人の進路内訳は、国公立大74人、私立大99人、短大6人、専門学校7人、大学校1人、進学浪人9人、その他1人。就職はなかった。
卒業生は前年度から1クラス分(約40人)減だが、国公立大学の合格は延べ88人と例年並み。特色入試で京都に1人、大阪の世界適塾AO入試で大阪に1人合格するなど、高倍率の難関を突破した生徒もいた。
浪人を含めた国公立大学の合格者は延べ94人で、東京1人、京都2人、大阪5人、神戸4人、東北、九州、国際教養、金沢に各1人など。文系では教育、経済・経営、理系では理工、医歯薬保健衛生への進学が多かった。
京都の特色入試、大阪の適塾AO入試は、グローバル社会の中で活躍できる人材を輩出することなどを目的に設けられている入試方式。部活動や勉学に励んできた生徒が勝ち取ることができた。
私立大には、延べ368人が合格(浪人含む)。現役の生徒が、関関同立に60人、佛教に58人が受かった。東京女子医科、兵庫医科の医学部医学科への合格もあった。短大は、公立に1人、私立に延べ11人合格。専門学校は延べ9人、水産大学校に1人が受かった。
宮下繁校長は「クラスで学べる環境が整っており、1年生からの日々の積み上げが成果につながっている。面接や小論文の対策、大学教授を招く授業などの機会も大切にしている」という。