豊作へ期待膨らむ 報恩寺のタケノコ初出荷
2019年03月22日 のニュース

春の味覚・タケノコの出荷が22日、名産地の京都府福知山市報恩寺で始まった。今年は、多くの出荷量を見込める表年で、初日には地元の集荷場に続々とタケノコが運び込まれ、豊作への期待が膨らんだ。
報恩寺のタケノコは、柔らかく、えぐみが少ないため人気がある。出荷作業は、報恩寺筍生産グループ(松本良彦代表、約85人)が中心になって行っている。
運ばれてきたタケノコは、全て地中に埋まっていた「上」、穂先のみ地表に出ていた「中」、3分の1ほどが地表に出ていた「小」に仕分けし、箱に詰めていく。
今季の収穫量は30トンを見込んでいる。出荷は5月10日までの予定で、直売もする。問い合わせは集荷場、電話0773(32)0334へ。
写真=続々と運び込まれる仕分け作業をするグループのメンバーら(22日午前8時すぎ)