御味噌庵 織りや

室町時代にタイムスリップ

味が自慢の「朴葉味噌膳」。ご飯は綾部産コシヒカリ、お茶も地元産

 京都西陣の織りやに生まれた店主、空間プロデューサーの春山眞由美さんが、経済・文化が著しく発展を遂げ、活気にあふれた“室町時代”をコンセプトに、この夏出店した。店舗は古民家を改修し、土間を打ち、「おくどさん」を造り、藁を混ぜた土壁を塗り、裏庭には当時の「見世棚」(商店)を再現するなど、まるで室町時代にタイムスリップしたかのよう。

 料理は、日本伝統の味噌にこだわり、自家製味噌と蒸し野菜、湯葉豆腐のすましなどがセットになった「湯葉味噌膳」(税込3300円、要予約)。京都の方言で“軽い食べ物”を言う「むしやしない」が「だし茶味噌ごはん」「焼味噌おにぎり」の2種類(甘味付き、同1600円)。羽衣餅、白味噌ぜんざい、焼き味噌餅(抹茶付き、各1200円)の甘味も自家製。

「この店を第一歩に綾部で古民家再生を進めていきたい」と春山さん

由良川の支流、犀川のたもとに建つ、土壁に囲まれた古民家が目を引く

綾部市豊里町三宅107
TEL050-8883-0204
(営)11:00~17:00(L.O.15:30) ※夜は要予約
(休)不定休
P あり

2021年09月17日 16:00

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