三和診療所が新たに開院 市の直営で8月3日から
2026年07月05日 のニュース
昨年6月に閉院した京都府福知山市三和町千束の「三和診療所」が、8月3日から「市国民健康保険三和診療所」として新たに開院する。かやの医院=前田新町=で長年院長を務めた、松本任司医師(78)が担当医を務め、地域で唯一の医科診療所として、住民の健康を守る地域のかかりつけ医をめざす。
同診療所は公設民営方式で翠生会松本病院=土師宮町=が長年にわたって運営してきたが、コロナ禍による業務多忙、経営上の問題などから休診と再開が続き、一昨年11月に休診。市と協議を続けて再開を模索してきたが見通しが立たず、閉院となっていた。
市は住民の医療機関利用の実態調査などを経て必要性を判断したほか、地元からの早期再開を求める声もあり、福知山医師会とも相談しながら医師の確保に努めてきた。より安定した継続運営ができるように市直営の施設とした。開院に向けては6月に、三和地域協議会員らとともに周辺の清掃をするなどして準備も整えた。
新たな診療所では、内科診療、感染症検査、各種健診、予防接種に対応する。診療日は月曜、水曜、金曜の午前9時から午後0時30分まで。受け付けは午前8時45分から正午まで。
松本医師は京都大学大学院医学研究科の博士課程修了。1975年から外科医として活躍し、90年から2024年まで、かやの医院で地域医療を支え続けてきた。現在、同医院は息子に引き継いでいる。
7月1日に市庁舎で委嘱状交付式があり、大橋一夫市長が委嘱状を手渡し、「豊かな経験、人柄を生かし、地域の健康の礎としてお力添えを頂ければうれしい。市としても全力でバックアップをしたい」と伝えた。松本医師は「三和町はかやの医院に通われる方もあってなじみのある所。微力ながら精いっぱいやっていきたいと思っております。よろしくお願いします」と応えた。
三和診療所の電話番号は0773(58)3800。8月3日から開通する。
写真(クリックで拡大)=開院への思いなどを話す松本医師









