合言葉は「ええやん」 人を傷つけない笑いとは 市出身芸人かけるさんが古里の小学校で体験授業
2026年06月17日 のニュース
良い笑い、悪い笑いって何だろう-。京都府福知山市出身の笑い教育家、ピン芸人かけるさん=東京都=の体験授業が16日、畑中の上豊富小学校(川瀬美保校長)で開かれ、落語を題材に、人を傷つけない笑いについて考えた。この日の合言葉は「ええやん」。ポジティブな言葉を掛け合い、教室には笑い声が響いていた。
惇明小学校、桃映中学校出身のかけるさん。福知山淑徳高校を卒業後、旧よしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業)から芸人デビューした。現在は全国の学校から依頼を受け、芸人と教育をかけ合わせた漫才教育、落語教育の講師として活躍している。
集まった全校児童77人を前に、かけるさんは挑戦したことや失敗に対して「ええやん」と声を掛け合うことを、この日の約束として伝え、ドラえもんを題材にした落語を一席。登場するキャラクターのものまねも交え、笑いを誘った。
このあと「笑いには良い笑い、悪い笑いの2種類があって、さっきの落語の中でどの場面が、どちらに当てはまるかな」と問いかけ、児童は近くの友だちと話し合った。
子どもたちは積極的に手を挙げ、「ジャイアンがのび太に暴力をふるっていたのは悪い笑い」「四次元ポケットからひみつ道具じゃなくて、どら焼きばかり出てきたのは良い笑い」などと発表していた。
引き続き小噺を6年生らが体験。高座に上がり、アレンジも加えて堂々と披露し、みんなで発表者に「ええやん!」。かけるさんは「自分だけが楽しいのはおふざけ、みんなが楽しいのがお笑いです。良い笑いを使える人になってね」と呼びかけた。
6年の男子児童は「みんなが元気になれるのが良い笑い、嫌な気持ちになるのが悪い笑いだと分かりました。人を傷つけない言葉を使って、人を笑わせられるようになりたいと思いました」と話していた。
かけるさんは、10月、12月にも同校を訪れる予定で、児童たちは再会を心待ちにしている。
写真(クリックで拡大)=小噺を披露した児童に「ええやん」








