色とりどりのアジサイが彩る観音寺 アクリル素材の特製御朱印を授与

2026年06月11日 のニュース

 「あじさい寺」として知られる京都府福知山市観音寺の高野山真言宗・観音寺(小籔実英住職)で、色とりどりのアジサイが境内を彩っている。多品種が植えられていて、参拝客はじっくり見たり、ぼんやりと眺めたりと、思いおもいの時間を過ごしている。

 同寺の本尊・十一面千手千眼観世音菩薩を開帳する1964(昭和39)年の2年ほど前から、本尊に生きた花を供えようと、檀家らがアジサイを植栽したのが始まり。今では100種1万株に増やし、いつしか「あじさい寺」と呼ばれるようになった。

 現在はヒメアジサイ、ヤマアジサイなどが5分咲きほどで、今月中旬から華やかな西洋アジサイのハンブルクやブルースカイなどが開花する。

 山門近くや本堂、駐車場など境内のあちこちで咲いていて、参拝客は至るところで記念撮影。本坊の縁側に座って斜面に植えられたアジサイをのんびりと眺める人の姿も見られる。

 今年は東京・八丈島で2006年に発見された新種のガクアジサイ「八丈千鳥」を80株展示。昨秋、アジサイ愛好家から寄進されたもので、花は白色で、平たくて長く先端がとがった披針形で、注目を集めていた。

 大阪府堺市と羽曳野市から訪れた70代の女性2人は「初めて来ました。種類が多く、色も形も大きさも違って楽しめました」と話していた。

アクリル素材の特製御朱印を授与

 また、「華観音」の文字やアジサイの絵などがあしらわれたアクリル素材の特製御朱印を授与している。花や景色などが透けて見える。限定500枚。

 小籔住職は「檀家さんが下草刈りや夏場の水やりなど、丁寧に世話をしてくださいます。花を見に来ていただき、日ごろの疲れを取り、心を癒やしてください」と話している。

 拝観期間は7月5日まで。時間は午前9時~午後4時(土、日曜は4時30分まで)で、拝観料がいる。期間中は小籔住職の詩画を展示している。6月28日午後1時から、本堂で「あじさいまつり」が開かれる。南京玉すだれ、ギターとマンドリンの演奏、法話がある。問い合わせは電話(27)1618の同寺へ。 

写真上(クリックで拡大)=山門近くのアジサイ
写真下(クリックで拡大)=透けて見える御朱印

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