通学路の遠回りが解消 台風で崩落、大江町の市道復旧

2025年02月05日 のニュース

 一昨年8月の台風7号の大雨で、道路の一部が崩落し、通行止めになっていた京都府福知山市大江町上野、市道金屋阿良須線の災害復旧工事が完了し、1年半ぶりに4日から通れるようになった。

 市内の中・北部では2023年8月14日から16日にかけて強い雨が降り、この影響でアスファルト部分が崩落した。崩落の規模は幅約20メートル、長さ約11メートル、深さ約7・4メートルだった。

 同線は、崩落箇所の近くにある小中一貫教育校・大江学園(波美)の児童、生徒たちの通学路にもなっていて、被災後はそばを通る道路を迂回していた。

 通行止めが解除されたのは4日午前10時で、児童たちは下校時に復旧された道路を利用。「遠回りしなくていいので、すごく楽」「早く帰れる」と言いながら歩いていた。

 大江学園の由良正樹校長は「工事中、迂回路では地域の人たちに見守りをしていただきありがたかった。歩道も再び整い、子どもたちも安全に登下校できるようになったので安心です」と喜んでいる。

写真上(クリックで拡大)=通行止めが解除された箇所を歩いて帰る児童たち(4日午後3時35分ごろ)
写真下(クリックで拡大)=大きく崩落した市道金屋阿良須線(2023年8月15日)

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