白い蛇描いた大型絵馬を一宮神社に贈る 南陵中美術部

2024年12月19日 のニュース

 京都府福知山市南岡町の南陵中学校美術部は17日、来年の干支、巳(蛇)を描いた大きな絵馬を野家の一宮神社に贈った。絵馬は年内には境内に取り付けられ、1年間掲示される。

 南陵中美術部は毎年、同神社に大型絵馬を贈っていて、今年は有志の1、2年生12人が11月末ごろから制作に取りかかり、約1週間かけて完成させた。

 絵馬の大きさは1・8メートル四方で、耐水性に優れたアクリル絵の具「イベントカラー」を使い、日の出をイメージした赤い円、縁起の良い白い蛇、淡いピンクの桃の花を描き、「開運」の文字もあしらった。

 神社責任役員会の庶務担当、高木繁さん(71)と宮総代の外賀治夫さん(79)が南陵中学校を訪れて美術部員から絵馬を受け取り、生徒たちに感謝の言葉を伝えて神社に持ち帰った。

 美術部長は「桃の花の色をきれいなグラデーションで表現するのに苦労しました。みんなで頑張って作ったので、初詣に訪れた人に正月気分を味わってもらえたらうれしいです」と話していた。

 

写真(クリックで拡大)=来年の干支を描いた大きな絵馬を贈った

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