福知山マラソンの参加者増へ 検討会議発足

2024年03月02日 のニュース

 京都府福知山市はこのほど、参加者の減少が続く「福知山マラソン」の活性化をめざし、あり方を見直す検討会議を開いた。和久市町の市民体育館で会合があり、市内の商工、スポーツ団体の代表たち11人が、大会の規模、コースなどについて意見を出し合った。

 福知山マラソンのエントリー数は、2019年は8920人。新型コロナウイルス禍で20年が中止、21年がオンライン開催となり、再開した22年は3553人、23年が3420人となっている。23年にはそれまでの定員1万人を、第1回大会と同じ6千人にし、ゴール制限時間を6時間から5時間半に戻して競技性を高めるなどしたが、エントリー数は前年を下回った。

 検討会議は市陸上競技協会、福知山商工会議所、三段池ランニングクラブ、福知山ランニングクラブなどで組織している。

 委員らは、昨年の大会では沿道やボランティアの応援、会場スタッフの丁寧な対応がランナーから評価されていることなどを確認。「近年高騰している参加費を抑えてもらった方が参加しやすい」「制限時間は長い方が初心者も気軽に参加できる」「福知山城の近くも通るコースにできないか」といった意見が出た。

 3月まで協議を重ねて意見を取りまとめ、福知山マラソン実行委員会へ報告する。

写真(クリックで拡大)=昨年の福知山マラソン

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