第31回市民駅伝 5年ぶりの力走、応援に熱
2024年03月04日 のニュース
職場やランニング仲間など4人1組でタスキをつなぐ第31回市民駅伝大会が3日、福知山市猪崎の三段池ラビハウスフィールド(多目的グラウンド)をスタート・ゴールするコースで開かれた。2019年の第26回大会以来5年ぶりの開催で、出場したのは63チームと同年より少なかったが、ランナーは快晴のなか懸命に走った。
市、市スポーツ協会主催、府スポーツ協会、福知山商工会議所後援、両丹日日新聞社特別協賛。市陸上競技協会が支援協力した。
第27回(2020年)~第30回(23年)は新型コロナウイルスの影響で中止していた。コースはグラウンドをスタートし、大はらっぱ周辺を周回するコースで、距離は1区2・8キロ、2~4区各2・4キロの計10キロ。男子(混成含む)の部は58チーム、女子の部は5チームが出場した。
前日に断続的に降った雪の影響でぬかるんだグラウンドを一斉にスタート。「自己新記録を目標に」「楽しく仲良く完走をめざす」「すべて区間賞で優勝」などの目標を掲げた。
中継地点や大はらっぱ広場とグラウンドの中間の通路には、観客が大勢集まり、応援するランナーが来るたびに「頑張れー」と声援を送っていた。昨年プロ野球で日本一になった阪神タイガースを思わせる衣装や、チーム名にちなみサクランボの生産が盛んな山形県から取り寄せたというかぶり物姿で走るチームもいて、会場を沸かせていた。
写真(クリックで拡大)=一斉にスタートする第1区の走者