自然のままの山道駆けるトレイルラン 4月に綾部で
2024年03月03日 のニュース
舗装されていない山の中を走るトレイルラン。ありのままの自然の中を駆け、完走後の達成感がひときわ大きいという。京都府綾部市の上林地区で4月14日に第2回あやべ水源の里トレイルラン大会が開かれる。市などによる実行委員会主催。3月17日まで参加を受け付けている。
コースは2種類。あやべ温泉をスタート・ゴールに、シデ山(標高735メートル)を回る15キロコースと、シデ山を回った後に三国岳(616メートル)まで回ってくる50キロコースがある。昨年は計596人が参加した。
50キロコースは光野峠、老富、木和田林道などを巡り、国宝光明寺二王門も走路に含まれている。全体の80%が未舗装路。山の中では木の枝が落ちていたり、石や岩がゴロゴロしている区間もある。急な上り、下りも連続し、累積標高は2675メートルになる。午前9時スタートで制限時間は11時間。
山に感謝し、入山前の「お願いします」、下山時の「ありがとうございました」を忘れない▽ゴミを絶対落とさず、ゴミ専用ポケットを用意し、むしろゴミを一つは拾って行くぐらいで▽ハイカー優先として、ハイカーを抜くとき、すれ違うときは歩く(走っていると恐怖感を与える)▽トレイルを外れず、植物を踏まない-などのルールとマナーを設けている。
出場できるのは15キロコースが高校生以上の男女で募集300人。参加料4500円(学生2250円)。50キロコースは18歳以上の男女で500人。参加料1万5000円(同7500円)。申し込みはランネットから。
問い合わせは綾部市観光協会、電話0773(42)9550。
写真(クリックで拡大)=昨年の大会